ゆめとうつつ 大勝純一展

8月30日の美術部活動では、大勝純一さんの個展を鑑賞致しました。
個展は29日、30日と開催され、最終日には大勝さんによるアーティストトークがありました。


展示された作品は輸送の関係で小さなものに限られましたが、100点あまりの膨大な数になりました。

作品は多様で、大まかに分類しますと以下のとおりです。

1.写真に漆やペンでもののけ状の生物や恐竜を描いたもの
  漆は過去に知人の方から、日本らしいものを、とアドバイスを受けてから使用されているそうです。
  これらの生き物たちは、考えて描くというよりも、手から直接スラスラと生まれてくるそうです。

2.天使となった人間の、まさに飛び立たんとする状態を捉えた写真
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  天使志望者(モデル)の情熱は熱く、気持ちが強いほど翼は美しく現れるとのこと。
  皆さん大勝さんが思う以上に天使になりきってくれるそうです。

3.ドアップの笑顔をレンガのように並べた写真
  写っているのはとびっきりの笑顔です。
  大勝さんは写真を一枚一枚自ら展示する中で、笑顔からパワーを受けられたそうです。

4.女性が被写体の街中写真。
  普段は絵の先生もされている大勝さん、生徒さんをモデルに撮影されたそうです。
  街中で撮られた白黒写真は、どこか懐かしい感じを受けるものでした。

5.油彩用キャンバスに吹きつけた穀物にドローイングしたもの。  
  

その他に、サイズの大きな作品は、制作年やタイトルが添えられた写真となって2冊のファイルにまとめられていました。
ファイルの中から1点1点作品を説明してくれる先生の記憶は滞りなく、この絵はチェルノブイリが起こった時に描いた絵だ、次のこれは卒業制作だ、そういえばこの時、同級生は巨大なキャンバスに日記をひたすら一年間かけて描いていたっけ、とそのお話はまるで立て板に水のようで、尽きることがありません。
更に、一人一人と視線を合わせて話してくださる姿に、聞いている我々もググッと引き込まれたわけでございます。
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20時から始まり当初1時間の予定だったアーティストトークも気づけば22時を過ぎ、先生の熱の篭ったお話も一旦終了。
その後はフリートークとなりましたが、雑談の流れから、作品と同じ、1人ひとりのドアップ笑顔写真を撮ってくださることになりました!
白い壁を背景に撮って頂いたのですが、カメラと被写体の距離の近いこと(笑
近接に対する気恥ずかしさからにやけ顔、さらに
「普段は何をしているのー?」「お名前はなんとおっしゃるんですかー」と独特の節で矢継ぎ早の質問責めを受け、我々は自然とくしゃっとした笑いになってしまいます。
平均して1人8カット、もぎたて笑顔がたくさん撮れました!
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「ハイ笑ってー」などとは言わずに、短時間で喜びを切り出せる術は、是非使わせて頂きたいと思いました(笑

個人的な印象としては、作品と同じように、大勝さん自体が空想と現実の融合体のような、不思議な印象を受けました。
とろんと溶けるような話しぶりには夢のような不確かさ、ふと見たお顔の冷静な目線には実体を。
タイトルに"ゆめとうつつ"と付けさせて頂いた理由です。
楽しい時間をありがとうございました。
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今回創作活動のため欠席されていたMさんに代わり、ブログを書かせて頂きました。
ブログの難しさを改めて知りました、敬服ですm(._。)m


しゃしん:国生さん
かきもの:310703(新入部員)

間違いなどありましたらご一報ください。。。
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by oyoyosapporoart | 2011-09-01 22:46 | イベント


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