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~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その6(番外編)

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今回はOYOYOツアー第1弾として炭鉱で栄えた三笠市を訪れました。

三笠市では幌内炭鉱の開坑以来閉山まで、大小30もの炭鉱がありました。
今回はその中に主に住友奔別炭鉱と北炭幌内炭鉱を見学したわけです。

サイクリングロードを通ることが出来れば北炭幾春別炭鉱跡も見学できたはずですが、
それは後の楽しみとしておきましょう。

道内には石狩炭田を中心に今でも様々な炭鉱遺産を見学することが出来ます。
空知地区の炭鉱遺産は「北海道遺産」にも指定され、
大人の社会見学ブームもあり最近人気も出てきました。

それらを巡るバスツアーもあり、毎回好評なようです。

人気の観光スポットを歩くのも楽しいですが、
たまには石炭遺産に限らず各地の産業遺産を巡るのも楽しいものです。

今見れるうちに、どこかへ行ってみてはいかがでしょうか。

OYOYOではこれからもツアーを行う予定です。
その際にはまたこうして皆さんにその様子をお伝えしたいと思っていますので、
楽しみにしていてください。

最後になりますが、長い日記にお付き合いいただいて有難うございました。
それではまた、お目にかかれる日まで。

☆写真は運転中の私

【部員】OYOYO美術部 奥井みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 21:27 | イベント

~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その5(北炭幌内炭鉱)

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いよいよ幌内炭鉱です。

まずは道路から外れてわずかに轍が残り,
草が生い茂る細道を進みます。

たどり着いた先には「北炭幌内炭鉱施設跡地」が。
用途不明のコンクリートの残骸の中に「原炭ポケット」らしきものを発見。

道路に戻り先に進みます。
あたりは木が生い茂る山の中、いい雰囲気が漂ってきましたよぉ。

すぐに現れたのが「北炭幌内炭鉱変電所」。
閉鎖されて22年も経つというのに今でも堂々とした立派な建物です。

すぐ横には「幌内神社」へ上る階段が。
階段を進むとそこには鳥居、灯篭、狛犬などが残っていました。

本殿は倒壊して現存していませんが、
神社らしい幽玄な雰囲気にはみんな圧倒されました。

その最盛期、住民たちはこの神社にどれほどの信頼を寄せていたのでしょう。
多くの人が参拝に訪れたこと、想像に難くありません。
社殿面積21坪、境内面積1,000坪、旧社格は村社、最盛期の氏子数3,000。

車から降り、幌内景観公園として整備されているあたりを散策。
手を入れているのは“みかさ炭鉱の記憶再生塾”さん。
歩きやすいように草も刈られ、ところどころに案内板などもあります。

さすが幌内炭鉱の中心部だったところ、いたるところにその痕跡があります。
自然と同化、朽ち果てる様は石炭産業華やかりし頃の繁栄を今に伝えます。

車に戻りこの日の見学も終了、あとは戻るだけになりました。

17:00すぎにOYOYOへ。

皆さん、お疲れさまでした。
またいつか、どこかへ行きましょうね。

最後、番外編へ

☆写真は「北炭幌内炭鉱変電所」、「幌内神社」境内と幌内景観公園内の案内看板

【部員】奥井 みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 21:23 | イベント

~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その4(三笠鉄道記念館)

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幌内地区へ行く途中には、
廃線になった幌内線の線路跡を利用した「三笠トロッコ鉄道」があります。
線路は道路のすぐ横、そのトロッコが走っているのが見えます。

そして旧幌内線幌内駅跡に建てられた「三笠鉄道記念館」。

そこにはSLが煙を上げて停車中、
予定にはありませんでしたが下車して見学することに。

あら、すぐ発車というではありませんか。
みんなで乗車、運賃はひとり200円。

切符はそれっぽく昔ながらの硬券、日付は日付印字器を使い自分で入れます。

客車は2両、先頭に立つのはSLの「S-304号」。

この機関車は国鉄がSLの運転を廃止した後も、
室蘭の(株)鐵原(現・(株)テツゲン)工場内で実際に走っていたものです。
日本で一番遅くまで現役で使用されていたSLでもあります(多分)。

当時、観光用保存鉄道を除いてSLが実用されていたことはあまり知られていません。
私はこのSLを室蘭本線の車窓から見たことがありますが、
ここで動態保存されているとは知りませんでした。

そのあとはミニ新幹線にも乗車、
車輪から伝わってくるゴツゴツという線路の繋ぎ目のリズムがなんとも快感です。
運賃はまたもやひとり200円、切符なし。

「三笠鉄道記念館」、いい息抜きになりました。

さていよいよ北炭幌内炭鉱跡へ行きます。

幌内炭鉱跡へ続く

☆写真は「S-304号」、SLの乗車券と「ミニ新幹線」

【部員】奥井 みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 21:16 | イベント

~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その3(幾春別地区)

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さて、いよいよ炭鉱遺産の見学です。

実は三笠市立博物館の裏手は幾春別森林鉄道軌道跡のサイクリングロードがあり、
博物館から歩いて行けるところに北炭幾春別炭鉱錦坑の跡があります。
ところががけ崩れがあったとかで現在立ち入り禁止。

個人的にはかなり期待していたのですが、残念。

ということですぐに住友奔別炭鉱関連施設へ。

メインは堂々とそびえる「住友奔別炭鉱立坑櫓」。
高さは51mといいますから、かなりのものです。

同じ敷地内には「住友奔別炭鉱立坑ケージ」「住友奔別炭鉱選炭施設」もあります。
「選炭施設」は出炭した石炭を選別して貨車に積み込む施設。

どの施設も規模が大きく、当時の繁栄はどれほどのものだったのか…。

このあと行ったのは「砂子炭鉱三笠露天坑」。
ここは産業遺産ではありません。
重機がうなりをあげる現役の石炭露天掘坑です。

採ろうと思えば思えばまだまだ石炭は採れるのです。
ただ構内堀は採算が合わないので止めてしまっただけ。
ですが露天掘は商業ベースでまだまだ続いているのですね。

北海道にはこのような露天掘坑が何ヶ所かあります。

更に「住友奔別炭鉱引込線鉄橋跡」「住友奔別炭鉱弥生坑口」、
来るときに瞥見した「炭鉱住宅」を今度はゆっくり眺め、
幾春別地区をあとにしました。

続いて幌内方面へ…

☆写真は「住友奔別炭鉱立坑櫓」と「炭鉱住宅」

【部員】奥井 みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 21:10 | イベント

~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その2(三笠市立博物館)

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「三笠市立博物館」は別名“化石の博物館”といわれ、
とくにアンモナイト化石の収蔵には目を見張るものがあります。

また国の天然記念物「エゾミカサリュウ」の化石もあり、
このあたり一帯がかつて海だったことがわかります。
※「エゾミカサリュウ」は海棲大型爬虫類であり、恐竜ではない

その他特筆すべき展示には空知集治監の資料があります。
空知集治監は囚人を炭鉱労働に従事させることを前提に設置され、
地域の発展に大きく貢献しました。

三笠の歴史と発展を語るには欠かせない施設なのです。

その空知集治監の展示が少ないながらあるのは、
さすが三笠の博物館といえるでしょう。

その他の郷土資料もひと通り揃っています。

建物は2階建てで展示スペースは1階のみ。
かつては2階にも展示スペースがあったようですが、
経費節減で展示を1階に集約したという感じです。

展示内容に関していえば市立総合博物館なのに自然関係に偏りすぎ。
北海道ではわずか100年ほどの間に産業の栄枯盛衰があり、
それだけに産業遺産関係資料の散逸が激しいのです。

北海道各市町村の総合博物館はまず産業考古学に力を入れて欲しいなぁ。
自然関係の資料はそのあたりのバランスを考えて展示して欲しいものです。

国の天然記念物が発掘されたから力を入れたい、
という気持ちはよくわかりますが。

分館で森林資料展示室がありますが、
時間の関係で見学は出来ませんでした。

午前中はこれで終わり。
お昼ご飯の後はいよいよ本格的な炭鉱遺産の見学になります。

幾春別地区の見学へ続く

☆写真は博物館外観と入館券

【部員】奥井 みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 21:06 | イベント

~☆三笠炭鉱遺産見学ツアー☆~ … その1(三笠まで)

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北海道に鉄道が開通したのは明治13年、手宮ー札幌間です。
さらに明治15年には三笠市幌内まで開通しました。
これは日本で3番目に開通した鉄道です(茅沼炭鉱軌道は除く)。

何でこんな早い時期に北海道に鉄道が開通したのかというと、
幌内から小樽の港まで石炭を運ぶため。

明治政府がいかに石炭を重視していたかがわかります。

以来北海道では数多の炭鉱が開発され、
日本の近代化に大きく貢献しました。

栄華を誇った炭鉱もそのほとんどは跡形もなくなくなりましたが、
しかし一部には当時の繁栄を偲ぶことが出来る建物などが残されています。

ということでOYOYO(まち×アートセンターさっぽろ)では26日、
三笠市の炭鉱遺産を見学する日帰りツアーを実施しました。

三笠市は前述の通り、北海道近代炭鉱発祥の地。
その遺産はまだ市内各所に見ることができます。
それを一通り見てみよう、というツアーです。

参加者は7名、レンタカーを借り、朝9:00にOYOYOを出発。

車は岩見沢から三笠市内へ入り、まずは「北炭幌内炭鉱幌内立坑櫓(入気)」へ。
道道917号線沿いの工場敷地内にあり、車窓から見学。
櫓の上に大きく「幌内」の文字が見えます。

幌内の市街地は山を越えた向こうにありますが、
立坑櫓跡は何キロも離れたところにある。
炭鉱というのは地下を何キロも掘り進むのだと分かります。

その少し先、旧幌内線唐松駅舎を横に見て弥生地区の「炭鉱住宅」を瞥見、
最初の下車地「三笠市立博物館」に到着しました。

続く

☆写真は「北炭幌内炭鉱幌内立坑櫓(入気)」
【部員】奥井 みさき
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by oyoyosapporoart | 2010-07-06 20:48 | イベント