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地図のみかた

はたまた時系列が前後しますが、10月18日の活動はフリーライター奥井みさき氏による
地図の見方(味方?)レクチャーでございました。

基本、地名というものは、その地の歴史や特徴を示しているものです。

ハザードマップ↓
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ぁ、赤い!?

船地図↓
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かわいい、ポップな地図です。

全国地図インデックス↓
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やっぱり、ほっかいどーはでっかいどー。

鉄道地図↓
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いろんな種類の地図。

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いま、OYOYOでは地図について熱いみたいです。
以前にも書きましたが、各個人オリジナル地図を制作する模様です。
皆さん、どんな地図を製作してくれるのでしょう?

多分、全員内容が被らないと思います。(経験上)

以上、ナマケモノMがお送り致しました。
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by oyoyosapporoart | 2011-11-07 21:38 | レクチャー

OYOYOゼミ 絵とことばと物語を繋ぐもの ~背景から見る昔話絵本『かさじぞう』~

d0246751_8554534.jpg 10月25日の部会は、一般公開の絵本ゼミを行いました。
「昔話は誰が作った? どこで生まれた? 
 本当はどんな話?? 
 昔話を絵本にするってどんなこと? 
 ・・・昔話にはたくさんの秘密があります。
 今回、昔話絵本『かさじぞう』の絵、ことば、物語の背景を探ることで絵本の秘密にせまります。
 また研究としての”絵本”や、絵本研究の現在にも触れていきます」という企画。
 
講師は、OYOYOの美術部員と御縁があった北大の若手研究者と、
市内各地で朗読活動をしている方です。
・講 師 : 大石 都希子 =写真左=
    (北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院
・朗 読 :氏間 多伊子 =写真右=
    (NPO法人 日本朗読人協会、
     六花文庫ぐるーぷ・声の本棚、
     ドラマチックリーディンググループ「蔵」)

大石さんの研究のメインとなるのは、
瀬田貞二著、赤羽末吉画の「かさじぞう」(福音館書店、1966年)=右画像=です。
日本の絵本画界の重鎮、赤羽画伯ですが、この本がデビュー作だったそう。
リアルな写実ではなく、「リアルな心象風景」という描画上の技法が誕生する経緯を、
江戸時代の浮世絵までさかのぼって紹介。
マルチジャンル談話分析という手法で「かさじぞう」を読み解いてくださいました。
さらには、「かさじぞう」に見られる音韻の特徴や、聞き手への印象など
豊富なスライド資料で具体的に説明して。

また、氏間さんの朗読が底光りするような迫力です。
最初に大石さんの講演の中で「かさじぞう」を読み語ります。
絵本をスライド投影しながら朗読していただき、
地の文、おじいさんやおばあさんのセリフ、お地蔵さんのこの世の外からのような声、など、
読み進むに連れて、場面が次々と立ち上がります。

その後、氏間さんが、金子みすゞの詩5編を朗読。
※ 「こだまでしょうか」「お魚」「大漁」「私と小鳥と鈴と」「星とたんぽぽ」

「こだまでしょうか」は、3.11の震災で、テレビからコマーシャルが一斉に消えた時期、
繰り返し流れていたACジャパン(旧・公共広告機構)のCMで
「『遊ぼう』っていうと 『遊ぼう』っていう。(中略)
『ごめんね』っていうと 『ごめんね』っていう。
こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」のあの詩です。
氏間さんが当日配布してくれた資料によると、
金子みすゞは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人だそう。
朗読は、詩ごとに、声の表情を変え、着物姿が凛として艶やかでした。
会場一堂、息をのんで聞き入りました。

この日は、大石さんの研究のお友達や、アート関係の先生など、
外部からも多数ご参加いただいていて、
最後の質疑応答では、会場全体から沢山の質問が出ました。

氏間さんが、大石さんの研究調査に協力して
オーダーとともに「かさじぞう」を幾度も読み分けた例なども紹介されました。

最近では、絵本は、かつてのような「子ども向け」ばかりでなく、
大人へもアートブックとして、
ファンタジーでなければ描けない「真実」へアプローチする表現方法として
改めて評価されてきているそうです。

大石さん、氏間さん、レクチャーありがとうございました。
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by oyoyosapporoart | 2011-11-04 20:00 | レクチャー